【その情報大丈夫? #4】 - 認知バイアスの理解
前回までの続きになります。
さかのぼる方はこちら!
【その情報大丈夫? #1】 - 認知バイアスの理解 - joh_introduction’s blog
【その情報大丈夫? #2】 - 認知バイアスの理解 - joh_introduction’s blog
【その情報大丈夫? #3】 - 認知バイアスの理解 - joh_introduction’s blog
こんな経験はありませんか?
⑯ ロージー・リトロスペクション
【定義】 過去の出来事を現在よりも良かったと美化する傾向。
【具体例】 「昔の方が良かった」と感じ、現在の問題を過小評価する。
⑰ ファンダメンタル・アトリビューション誤り
【定義】 他人の行動を内面的な特性に帰属させ、状況や外的要因を過小評価する傾向。
【具体例】 同僚がミスをしたとき、「不注意だ」と考え、プレッシャーや時間の制約を考慮しない。
→ワンマンな管理者によくありそうなパターンです。
問題の"本質"に対応しない限り、一生繰り返しますよ。
⑱ オプティミズムバイアス
【定義】 自分にとって良い結果が起こる可能性を過大に評価する傾向。
【具体例】 新しいビジネスを始める際、成功の確率を現実よりも高く見積もる。
⑲ ゼロリスクバイアス
【定義】 リスクを完全に排除することに異常に価値を置き、小さなリスクを無視する傾向。
【具体例】 完全な安全を求めて、本来必要のない保険に加入する。
→私か!って。
⑳ ダニング=クルーガー効果
【定義】 自分の能力が低いにもかかわらず、それを認識できずに自己評価が高くなる傾向。
【具体例】 特定のスキルが未熟なのに、自分はそれを十分に理解していると過信する。
※細かく解釈すると非常に奥深いものになります。
過信する時期を過ぎると、自信喪失期がやってきて、それを乗り越えるとまた過信する時期がやってきますよ、と。
ただし、時期を繰り返すたびにその振れ幅が小さくなっていき、最終的には認知とスキルが釣り合って成熟する。
といったものです。
過信→自信喪失期が1番辛くて、転職を考えるタイミングではないかと思います。
その場で耐えるのも良いですが、思い切って転職に踏み切るのも一つの手かもしれません。
まとめ
私たちは日々、これらの認知バイアスの影響を受けながら判断しています。
日常生活で"なんとなく""なぜか"の違和感を持ったときは、「あのブログで読んだアレかも!」と思い出してもらえたら嬉しいです。
それでは、また次回お会いしましょう!