あの人の言うこと..."なんとなく"納得できない...
私の言ってること... "なぜか"理解してもらえない
それ、認知の"歪み"が一因かもしれません。
そんなあなたの"なんとなく"、"なぜか"を
紐解くきっかけになることを願いシリーズ化⭐︎
具体例を交えながら、認知バイアスについて解
説していきます。
① 確証バイアス
【定義】 自分の信念や仮説を支持する情報だけを選んで受け入れる傾向。
【具体例】 株式投資で、自分の選んだ株が上がると信じているため、株価上昇の情報だけに注目し、下落の兆しを無視する。
※「私はこう思うんだよね〜!みんなも言ってる!」が代表格。
"みんな" = 自分の推論に都合の良い情報を持つ集団のことかも。
しかも、都合の良い数のデータしか集めていない可能性もありますね。
みんなって、何人?
・・・いや、まあ2人だけどさ。
【定義】 最近見聞きした情報や印象的な事例をもとに、判断や決定を下す傾向。
【具体例】 飛行機事故のニュースを見た後、飛行機の安全性について過度に心配し、他の交通手段よりも危険だと誤判断する。
③ アンカリング効果
【定義】 最初に得た情報(アンカー)に強く影響され、それ以降の判断が歪む傾向。
【具体例】 セールで最初に見た高価な商品によって、その後見る商品が比較的安く感じられる。
【定義】 多くの人がしているからという理由で、特定の行動や意見に同調する傾向。
【具体例】 SNSで人気の商品を、実際には必要ではないにもかかわらず購入する。
⑤ 後知恵バイアス
【定義】 事象が起こった後、「前からわかっていた」と考える傾向。
【具体例】 スポーツの試合結果が出た後、「勝つと思っていた」と言うが、事前には明確な判断をしていない。
※「なんとなくそんな気がしてたんだよな〜」が代表格
まとめ
私たちは日々、これらの認知バイアスの影響を受けながら判断や意思決定をしています。
これらのバイアスを意識することで、より客観的で賢明な選択が可能になるでしょう。
日常生活で"なんとなく""なぜか"の違和感を持ったときは、「あのブログで読んだアレかも!」と思い出してもらえたら嬉しいです。
それでは、また次回お会いしましょう!